1950-04-12 第7回国会 衆議院 考査特別委員会 第24号
○佐々木(秀)委員 そういたしますと、ソビエトも連合軍でありますが、他の国のいわゆる抑留者あるいは同胞はた、だちに帰したにもかかわらず、ソビエトが終戰後二年三年四年と、その條約に違反して帰さなかつたという、そのソビエトの行動をあなたは條約違反だとは考えておりませんですか。
○佐々木(秀)委員 そういたしますと、ソビエトも連合軍でありますが、他の国のいわゆる抑留者あるいは同胞はた、だちに帰したにもかかわらず、ソビエトが終戰後二年三年四年と、その條約に違反して帰さなかつたという、そのソビエトの行動をあなたは條約違反だとは考えておりませんですか。
こういうことにいたしておりますので、終戰直後に、或いは終戰後二年くらいありました事柄と、現在及び今後における事柄とは、これは区別をして考えて頂いてもよろしいと思うのであります。従つて今後におきましては、岡村さんがおつしやるようなことは、開拓がむずかしいのですから当然起りますけれども、起る率というものは非常に少いというふうに努めておりますし、そういう見込であります。
○成田政府委員 それが余つておるから割当てるというわけではございませんので、用紙の割当は、再三御説明いたします通りに、終戰後二年くらいの間に非常に自由に、新規の申請に割当いたしました結果、毎年生産されまする用紙の大部分が、既定の割当のために食われておつて、その後の新規の申請にまわす余裕が非常に少くなつておるわけであります。
しかしこの問題は昨今に始まつた問題でもなく、ずつと以前から、終戰直後から続けられた問題でありますが、終戰後二年を経ました今日におきましても、相変らず考慮中であるという言葉のもとにおいて、一向に積極的な援護を受けていないという過去の歩みに対しましても、今後も同じような歩調がとられはしないかということを懸念いたしまして、非常に心配するのであります。
只今の御質問に対しましてでございますが、産業設備営團が閉鎖機関に指定されましたのは二十一年の十二月でございますが、終戰後二年数ヶ月経ておりますので、只今の御質問のように何故それまでに損失が確定しなかつたのかという御質問が出ましたのは当然のことと思いますが、その当時の事情を申上げますと、二十年の十月の二十一日と存じますが、指令部のメモランダムがありまして、産業設備営團は爾後すべての契約、或いは支拂代金
○石坂豊一君 終戰後二年八ケ月ぐらいなつておりますので、段々議會の運營、又政府の豫算の編成等についても、囘を重ねるごとに、ここに一つの目途が付いて來ておるわけであります。然るに、この前の吉田内閣におきましては、とにかく一應一ヶ年の歳計豫算というものができて、それは年度限に審議を終つております。
しかしながら、終戰後二年有半にして未だ帰り來らざる相当多数の海外残留者あるがゆえに、その胸中になお十分に割り切らざるものを持ち、その感情の中に著しく不安定感を残していることもまた事実であります。
終戰後二年の今日、最早その必要はないはずでありますが、然らば旅客賃金や貨物賃金やはすべて合理的に改定せられたでありましようか。大会社の大貨物が只のような料金で運ばれているようなことがないでしようか。鉄道のダイヤや業務経営上に少しも無駄がないでしようか。六十万人の職員が遊んでいる人は一人もないでしようか。國民にとつでは一々大いなる疑問であります。
殊にこれからだんだん寒さに向い、あるいは終戰後二年も經過して非常に壞れておる。雨が漏り、あるいは風が吹けば飛ぶような現状にあるこれらのバラツク對して、政府は少くとも資材くらいは無料で配給してもらえないか。無料で配給すれば、居住者は自分の手で何とか修理くらいはできると思うのでありますが、そういうお考えはありませんか。
○若松委員 第二項のところで、現在日本で問題になつておるようなことを少しくみとりまして、もう終戰後二年にもなつて、家族その他も焦慮しておるというようなことをお入れになつたらいかがかと思います。
終戰後二年になりますが、その間大部分が進駐軍に接收されておりまして、進駐軍の意向によりまして、ただこれを日本國民に一時使用さすということだけは許されておりましたが、最後處分は許されなかつたのであります。
これは今までのように、政府の財政資金によつてすべて依存してやつて行こうということは、預金を助長することにならぬというので結局終戰後二年經ちましたけれども、この際新しい生活基準を一つ立てよう。そうして新らしく國を再建するのだ。そんな氣持で國民が各各自分の金を出して、その金で以て政府が必要なる産業を興して行く。國民が國を動かして行く。
○原(侑)委員 最後にお問い申し上げたいのは、厚生省におきまして引揚者その他に對するところの生活の實態調査ができておるのか、今まで引揚げました軍人、軍屬はもちろん引揚者全體に對するところの實體調査ができておるのか、すでに終戰後二年でありますが、この實態調査ができていない間は、私は厚生の手は伸びんと思うのであります。この點につきましてひとつ政府のはつきりした御返事を願いたいと思うのであります。